[かわいいテーブルウェアの里を訪ねて-2]

ようやく昨年来の念願が叶い、「かわいいテーブルウェア」の陶人形を制作している工房を訪ねました。前回お訪ねした時はお留守だった、”かわいい陶器の子供達を作り続けて36年”というベテランの陶工、高野さんご夫妻にお会いし、お話をお聞きすることが出来ました。

工房の周りは山あり森あり田畑あり小川ありで、そこには昔ながらの日本の里山の風景があるのです。以前、[かわいいテーブルウェアの里を訪ねて-1]にもご紹介いたしましたが、長閑な里山の風景の中にある工房という環境に相俟ってご夫妻の子供に対する愛情のこもった作陶だからこそ、そこはかとない懐かしさや優しさ感じさせてくれる子供の、愛らしくも屈託のない表情や姿を表現できるのだと感じ、納得したのでした。



ご夫妻共同で制作される作品1つ1つが丹精をこめた手作りで、勿論、線一本一本、点一個一個と細かな作業もすべて手描きなのだそうです。ご本人たちは、粘土遊びのような気持ちで作られているとのことですが、そこには手の温もりと愛情が感じられ、また、高野さんご自慢のきれいな青を基調とした彩色は、シンプルですが、格調の高さを感じます。 

ご夫妻も年齢を重ねられて、だんだん作陶が難しくなってこられたとのことですが、どうかこれからも私たちを癒し、生活に潤いを与えてくれる「かわいい子供たち」を沢山生み出してくださることを願わずにはいられません。

お年を召した方々にはなつかしい子供時代を、若い方々には昭和の日本を感じていただける子供たちではないでしょうか。年々知名度も高まり、いまや入荷と同時にお求めくださるお客様もいらっしゃるほどの人気です。 

 

日々の生活に潤いと癒しを与えてくれるこの小さな子供たちを、お近くのテーブルや本棚などに飾って楽しまれたり、お子様やお孫さんへのプレゼントにされてはいかがでしょうか。

 

 

-gon-chan 2013/03/15-

0 コメント

イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.6

Vol.6

“イタリア式開運法”

 

今年も無事にクリスマスを迎えられました。我が家でも毎年ツリーをかざり、 

プレセぺ(キリスト誕生の場面を人形なで再現したもの。さながら生きたBIBIA(聖書)です。当時は国民の大半が読み書きができなかったのですね。一目でわかるようにと、絵本や紙芝居という感じでしょうか。)を出してSTELLA DI NATALE(イタリア語でクリスマスの星と言うとってもロマンチックな花、何と花言葉は“皆を幸せにする”という真っ赤なポインセチア)が加わるとすっかり家じゅうがクリスマスモードになります


いただいたプレゼントはツリーの下におき25日の朝にバリバリと明けるのがまた楽しみのひとつ。14歳になる息子はとうの昔にBABBO NATALE(バッボ ナタ―レ、イタリア版サンタクロース)はいないと知っていますが、「いないことは分かっているけど、いつまでも信じたいな」っとこれまたロマンチックなことを言ってくれます。(プレゼントめあてかな???)

クリスマスを過ぎるといよいよ年越しに。そこで本日と言うより今年最後のお便りで皆さまにイタリア式開運法お教えいたします。

大晦日の夜におニューの赤い下着(スリップやブラジャー)をつけて眠るとよい年を迎えられるという迷信があります。

赤い色は魔除けという意味があるんですね。

クリスマスが終わるとランジェリーコーナーやオープンマーケットにはずらりと赤い下着が並び始めます。

レース・ゴージャスなセクシー派からコットン・シンプルな実用派と選択は様々ですが、男女を問わず年齢も関係なし!!

おじいちゃん・おばあちゃんから生まれたての赤ちゃんまで皆、翌年の開運を願ってせっせと赤い下着を購入するのです。

おそらく70パーセントくらいのイタリア人はこの日、赤い下着をつけているのでは???

毎年、富士山に登ってナスを食べながら鷹が飛ぶという初夢を見るという期待に敗れている方・・今年は是非、実用的なこの方法をお試しになってみてはいかがでしょうか!!


Vi  Auguro  Felice  Anno  Nuovo!!

どうか皆さま良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所

 

0 コメント

イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.5

Vol.5

“クリスマスシーズンのフィレンツェ”

 

クリスマスシーズンです。

クリスマスまでもう1ヶ月もありません。だいぶ前からフィレンツェの街はすっかりクリスマスモードになっています。 各ショップのショーウィンドウには、ついこの間までハロウィン祭のおばけたちがディスプレイされていたところにクリスマスツリーが、かぼちゃがあった場所にはイタリアのクリスマスドルチェ、パネットーネやパンド―ロが所狭しと並び、色鮮やかなギフト商品がおしゃれに飾られています。土曜日の午後や日曜日にはどこから集まったの?と問いたくなるような人・人・人・・の群れ。

この時期からもうギフト選びが始まるんですよね。 なかには・・・リーズナブルなお値段のうちにと、すでに購入済みのしっかり&ちゃっかりさんたちもいるのですが、やっぱり!!この雰囲気にひたらないとなかなかその気になれないものです。 家族にはもちろん親戚や恋人、お世話になったあの方に~・・な~んてコマーシャルが、昔あったような気がするのですが・・・(お分かりの方は私と同年代ってことです。) 皆、ウィンドウショッピングに夢中です。 12月8日は祝日、聖母受胎の日、いわゆるマリア様が聖なる子を身ごもったと告げられる日ですね。

 

 

昔からの習わしでこの日にクリスマスツリーを飾ります。購入したり、事前にいただいた綺麗にラッピングされたプレゼント達はこのツリーの下に飾られ、25日クリスマスの朝にはじめて開封されることになるのです。


悩みの種でもあるプレゼント。

さて・・・今年はどうしようかな~なんて考えていると、オフィスの同僚の友人が素敵なキャンドルを見つけたと持ってきました。

今回はそれを皆様にご紹介しますね。

 

キャンドルはクリスマスにかかせないオブジェの一つ。 おなじみのクリスマスツリーです。

 


 

 

 

右は毛糸玉を模したキャンドル。

毛糸で編んだ暖かいマフラーやセーター。最高のクリスマスギフトです。

 

 

 

 

リブ編みの赤いセーターと同じくリブ編みの白い手袋。 キャンドルとはおもえないくらやわらかそうで暖かそう。。。。 こういうキャンドルなら男の子にあげてもよいかも。

 

 

 

 

雪ん子ちゃんならず、フード付きの白いオーバーを着た可愛い

お人形さん。キャンドルをつけるとオーバーが溶けていってお洋服姿になるそうです。

 

上記のキャンドルはフィレンツェの歴史的カフェで販売されているシーズン限定のオリジナル商品。 それぞれのパッケージにはチョコレートが付いています。 この時期にお越しになる方、こんなお土産もすてきなのでは。

 

お問い合わせはGON CAHN SHOPまで。 

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所

 

0 コメント

イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.4

Vol.4

“CORRI LA VITA”

 

階段を上ったところにあるネプチューンの噴水の広場で一休み。??彫刻家と思いきや白鷺でした。休憩したあとはまた階段。一気にベルヴェデ―レ要塞まで登ります。




 

城壁にぽっかりと空いたトンネルを上って行くとそこにはフィレンツェで最も眺めのよいテラスと称されるベルヴェデーレ要塞Forte di Belvedere が聳え立っています。

ベルヴェデーレは、展望台という意味があり、14世紀に築かれた6番目の周状の城壁にはサン・ジョルジョ門Porta San Giorgio があります。隣に一つの突出部があり、その上に1590年から1595年にかけてサンタ・マリア要塞Fortezza di Santa Mariaが建設されました。町を見渡す素晴しいパノラマからベルヴェデーレ(美しい眺めの意)要塞Forte di Belvedere と名づけられたこの要塞は、中心地区にあるバッソ要塞と違い、外敵を威嚇する目的以上に市民にその権威を誇示するために建立されたといわれています。また、非常時にはメディチ家一家がピッティ宮殿から庭園を通って要塞に逃げ込む、という意図もあったのです。プロジェクトはベルナルド・ブオンタレンティによるもの。

 

上からの景色がこれです。なるほど・・・手に取るように・・ここからだと一望ですね。

さて要塞をあとにしていよいよラストスパートです。

 

サン ジョルジョ門を通って曲がりくねった石畳の細い道、コスタ サン ジョルジョ通りを下に降りてゆきます。ところどころにケッパーの実がなっていました。お料理に使うだけではなく、簡単にオリーブオイル付けにしてアぺリのおつまみにしても最高!

 


ところが・・・細い1本道に人が集中して身動きが取れない状態に。まさに人・人・人の大渋滞です。この先にBARDINI 宮殿がありそのお庭を拝見できるはずだったのですがあまりの人に断念。次回にすることにしました。中世の貴族の住居であったこのBARDINI 宮殿のお庭からの眺めは絶景です。現在はフィレンツェ市が所有し、結婚式をはじめとするパーティー会場としてレンタルしています。こんなところで永遠の愛を誓えるなんてロマンチックですね。(下の写真)

 


ヴァルディ通りをサン ニッコロ門までおりてゆきます。アルノ川沿いを通りヴェッキオ橋を渡ってゴール地点のシニョーリア広場へ。ヴェッキオ宮殿前での表彰式(マラソン部門)です。

 



この日の我々のゴール地点はというと・・・           ここでした。

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所

 

2 コメント

イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.3

Vol.3

“CORRI LA VITA”

 

ジェラートブレイクの後は後半戦に臨みます。

前半をお届けしてから公私ともに雑用に追われ、すっかり御無沙汰をしてしまいましたが後半はフィレンツェのもう一つの顔、オルトラルノ地区を歩きます。

オルトラルノとはOLTRE ARNOが短かくなった言葉。アルノ川の向こう側と言う意味があります。

大聖堂やヴェッキオ宮殿、ウフィッツィ美術館などが建つ歴史中心地区のアルノ川を挟んで反対側、そこにはメディチ家の住居であるピッティ宮殿を始め、ボッティティチェッリのお手本にもなったフィリッポリッピの作品の残るサントスピリト教会、ルネッサンスの絵画における改革の立役者マザッチョの作品が残るカルミネ教会などがあります。

古き良きフィレンツェの面影が濃く残る町、数多くの伝統職人工房が集中しているところでもあります。町のパトロンでもあったメディチ家が住居をべッキオ宮殿からオルトラルノ地区にあるピッティ宮殿に移した時、いわゆるご用達の伝統工芸職人たちを宮殿近くに集めたのが始まりだそうな。中世の歴史は現在にも反映し、昔ながらの職人工房やアンティークショップが数多くあつまります。またアーティストが集まるこの地区にはモダンアートショップややセレクトショップなどが古き良き歴史と共に共存しています。




“フィオレンティーノDOC”、DENOMINAZIONE DI ORIGINE COTROLLATTA の略でワインの格付けに用いられ名称ですが、ここでは生粋のフィレンツっェ子と言ったニュアンス。東京の浅草下町育ちって感じですね。残念ながらここ花の都フィレンツェを訪れる旅行者の多くは、もちろん時間の関係もありますが、ここまで足を延ばされる方は少ないようです。

それではまず目指すはSERRAGLI 通り。この通りには中世時代の貴族や有力市民、著名人の住居が残ります。今回、公開されているのは9番地にあるPalazzo Antinori di Brindishiワイナリーでもおなじみの アンティン―リ家の分家の住居跡。本家の住居ははレストラン“カンティネッタ アンティノ―リ”のあるアンティノ―リ広場にあります。

 


通りに面する簡素な造りからはイメージできない美しいアーチの連なる馬車通路をぬけると美しい中庭に出ます。現在はアパートメントに改造されアンティノ―リ家の方はお住まいでないようです。ちなみにこの通りの40番地にはベルよりも早く電話を発明したアントニオ・メウッチの住居が残ります。

次に目指すはPalazzo Magnani Feroni.

 


15世紀の裕福な階級の住居であったもの。現在は改造され、12ルーム全室がスイートルームからなる由緒あるレジデンスホテルとなっている。

 

1屋上にあるBARからは360度フィレンツェのパノラマが一望できます。素敵な夏の夜を過ごせるアナ場となっています。

 

次にめざすはPITTI 宮殿です。

メディチ家の最後の住居となった宮殿です。当初、裕福な貴族LUCA PITTIのものであった宮殿はボンタレンティが設計。1549年コジモ1世の妻、エレオノ―ラにより購入されメディチ家の住居となる。その後はサヴォイア王家にわたり現在は市立美術館として公開され、ラファエッロを始め多くの傑作が展示される。しかし今回は宮殿は素通り。


我々が向かうのはその宮殿の背後に広がる広大なボボり庭園。

調度一休みしたいなと思った時に出くわしたのがここ。広大なルネッサンスイタリア様式庭園内には16世紀に造られ休憩所が何か所かあり、一番古いものがこれ、ネサンス期の発明家ブオンタレンティの代表作の人工洞窟「グロッタ・グランデ」です。中はフレスコ画や大理石彫刻、海綿で装飾され、中央には噴水があります。中は三部屋に分かれ、ジャンボローニャやヴィンチェンツォ・デ・ロッシの彫像で装飾されています。
涼もうと思ったのはつかの間洞窟は我々が到着するとともに無残にも閉められてしまいました。でも外側からパチリ!そしていよいよメイン通り、階段を上って上に聳え立つべルヴェデ―ル要塞まで上がって行きます。後ろを振り返ると・・・宮殿の後ろ側です。

 


宮殿裏のオベリスクの建つ広場の右手奥には円形劇場跡があり、長いイタリアの夏にはそこで野外オペラが上演されます。仮設のBARも作られ、上演前によく冷えたプロセッコ(発泡性の白ワイン)を片手に、中世のお城をバックにアぺリするのもまたおつなものです。

 

続きはVOL.4でご紹介します。

お楽しみに。

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所

 

0 コメント

イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.2

Vol.2

“CORRI LA VITA”

 

  9月最後の日曜日に“CORRI LA VITA”(コッリ ラ ヴィタ、人生をつっ走れ!って感じでしょうか)というイヴェントに参加してきました。

今年で10回目を迎えるこのイヴェントは乳がん研究のための基金を目的としており、参加費(基金)として10ユーロを支払えばだれでも参加することが可能です。

ここ45年、毎年友人に誘われていたのですが、都合があわず、今回やっと参加することができました。イヴェント内容は13,2kmのマラソンコースと5,3kmのウォ-キングコース。

私が参加したのはウォ-キングコース。

出発地点:大聖堂広場から地図に記された通りの道をたどり、最終地点:シニョ―リア広場まで。

行程途上にある8か所の由緒ある建物や旧跡を巡ることがルールになっている歴史散歩的なコース。参加者には普段、観覧できない場所が特別に公開され、午後からは美術館や博物館の入場料が無料になるという配慮もうれしいこのイヴェントへの参加者はなんと・・27,000人だったとか。8か所すべてを見ることはできませんでしたが、その一部を皆さまにご紹介しますね。

8時過ぎにモノレールで中央駅に。そこから集合場所大聖堂広場まで歩きます。

皆が着ているのは参加者に配布される、フェッラガモデザインのTシャツ。まるで民族大移動、なんだか異様な光景でした。

 


でました!さすがワンちゃん好きのイタリア!小さいのから大きいのまでユニフォームもばっちりきまり彼らも立派な参加者です!

 


さあ出発!

まずは大聖堂をあとにし、 CALZAIUOLI通りを右に折れフィレンツェ最古の歴史的カフェGILLIのある共和国広場へ。いつもならおしゃれなカップルがテラスで朝食をとっていたりするのですが・・今日はブルー軍団が占領!まずはエスプレッソで目を覚まします。アーチを通りぬけて名所①:ストロッツィ宮殿へ。

 


ストロッツィ宮殿は15世紀にフィレンツェの大パドロンであったメディチ家と権力を競っていた名家、ストロッツィ家の邸宅として、著名な建築家でもあり彫刻家でもあったべネデット・ダ・マイアーノの設計により建てられたもの。典型的なルネッサンス様式の宮殿はフィレンツェに現存するなかでも最大級のもの。粗石積みの外観にある大きな入口の一つをくぐると内部は2層が回廊で装飾された吹き抜け空間になっています。1階部分の柱列とアーチで装飾された美しい中庭は必見の価値あり!現在は文化研究学会Gabinetto Vieusseuxのオフィスや研究資料を保管する図書館があり、美術やフェアの展示会場としても利用され、中庭には気軽に立ち寄れるアナ場的カフェがあります。

 

反対側の入り口からTORNABUONI通りに出、アルノ川方向にフェッラガモを目指します。サンタトリ二タ広場のオベリスク前にある名所②:バルトリー二・サリンべ―二邸の中庭はあまりにすごい行列なのでパス。

 


 

ミニ知識:ルネッサンス後期にバッチョ・ダ・アニョロの設計で建てられたフィレンツェ・シエナの名家バルトリー二・サリンべ―二家の邸宅。当時としては奇抜なスタイルが酷評をかったが、後にはコピーされるほどになり、ルネッサンス後期に発したマニエリズムに多大な影響を与える。ヴァザーリ著のVITEで酷評されたバッチョは「Carpere promptius quam imitari」「批判するのは真似するより簡単なことさ」と抵抗。その言葉は正面入り口の上部に刻まれます。

 

 


フェラガモショールーム前でTシャツのバックを見せパチリ。赤の文字はサルバトーレ・フェッラガモのサインです。


イタリア人はコンビネーションの達人。生ハムメロンをはじめ、え~っと思う組み合わせが意外や意外・・最高に合うのです。洋なしとリコッタチーズもその一つ。季節にもよりますがイチジクとくるみオレンジとチョコレートなど相性抜群。是非お試しあれ!

余談ですが、いちじくとくるみはジェラーとに限らず、ドライイチジクを開きクルミをはさんでサンドイッチにして食べても最高!病みつきになるほどおいし~です!


かなり脱線してしまいましたが、続きCorri La Vitaオルトラル編はVOL.3でご紹介します。

お楽しみに。

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所

 

0 コメント

イタリア・フィレンツェより、"とっておき情報" Vol.1

Vol.1

皆さまはじめまして。倫子(のりこ)ともうします。

フィオレンティーノ(フィレンツェ出身のといったニュアンスでしょうか・・)の“もと”主人との結婚を機にここフィレンツェに住むこと・・・なんと20年近くにもなろうとは・・・自分でも今驚いております。月日がたつのは早いものですね~。

現在は14 歳になったばかりの息子 MATTEO( マッテオ)と7匹の金魚( 命名:DAISUKE,ARIANNA,HIROMI,DAVIDE.. 他、 と暮らすばついち、旅とおいしいものを愛する中年真っ盛りの 47 歳です。

今後は、この場をお借りして皆様方にいろいろな情報を発信してゆくつもり。お楽しみに!そして末長くお付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。

 

イタリアというよりヨーロッパの学校は9月から新学期が始まります。

2学期制で9月から1月までが1学期、2月から5月までが2学期。え~???6月以降はって・・・実は6月の5日前後に学校は終了。その後は長~い夏休みに突入します。

始業式はだいたい9月中旬になるので、トータルすると3カ月以上あることになりますね。

「日本の学生はかわいそ~」なんていい気なことを言っている息子ですが・・・8月も中旬になってくるといささか退屈気味。毎年、友達求めて3000里、まだヴァカンスから戻ってこない友人に会いたいあまり、「早く学校始まらないかな~」なんて調子のよいことを言っています。


余談はさておき、今日は皆様にちょっと気になるステ―ショナリ―GOODSをご紹介したいと思います。

新学期が始まる9月、専門店だけにかかわらずスーパーマーケットなどのステーショナリーGOODSコーナーがとても充実します。

イタリアの学校には服装はもちろんのこと持ち物に関してもとくに規制がありません。選択範囲が広がる分、文具メーカーもカバーデザインなどに力を入れている感じがします。

毎年、新学期準備の息子の買い物に付き合うのですが、リーズナブルな価格でなかなか素敵なデザインのノートやバインダーがあったりして結構楽しめてしまうのです。

今年目に付いたのはスタンダードな文具メーカーが出しているこの“フラワーズ”

 

水彩画で描かれた自然の植物をモチーフにしているのですが、色彩がとても美しく、インテリア感覚でお部屋に置いてみたり、持ち歩くにもおしゃれな感じ。

 


気の張らないこんなMADE IN ITALYのお土産もまたよろしいかと。

興味のある方はイタリアにお越しいただくか、またはGon-chan Shopまでお問い合わせください。


―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所


0 コメント

[かわいいテーブルウェアの里を訪ねて-1]

最近陶芸教室に通うようになってから、自分がネットで販売しているかわいい陶器の人形達のことが、急に気になりだしたのです。この様に愛らしく屈託のない子供の表情や姿は、どのようにしたらできるのか、誰がどんなところで製作しているのだろうかなどと考えているうちに、ふと思い立って人形たちの故郷を訪ねてみたくなり、夏の暑い盛りでしたが、菰野町を訪ねました。


 近鉄湯の山線の大羽根園駅を降り、目の前に拡がる田園の中をしばらく歩くと、行く手に里山の風景が現れてきます。

日盛りの中を歩いていると、麦わら帽子を被り、男の子たちに交じって網を片手に蜻蛉や蝶々やセミを追いかけたり、タモ(攩網)とバケツを抱えて、小川や田んぼでメダカやオタマジャクシを掬ったりした、幼い夏の日が思い出されるのです。


今でもそのような懐かしい光景を思い起こさせる風情が、ここ菰野町には残っています。
この里山の長閑な風景の中に、その工房はありました。

菰野町は、三重県の北勢部(令制国の伊勢国の北部にあたる地域の名称)にあります。令制国とは、奈良時代の律令制に基づいて設置された日本の地方行政区分であり、明治初期まで続いた日本の地理的区分の基本単位だったそうで、それほど古くから存在してきた土地なのです。今でも、菰野町には南北朝時代の千種城址と、江戸時代の菰野城跡が残っていて、町は一年を通じて御在所岳や

湯の山温泉などを訪れる観光客で賑わっているそうです。


それはさておき、菰野町や隣接する四日市市の地場産業に「使う陶器]として有名な万古焼があることは知っていましたが、この”かわいいテーブルウェア”のような、繊細で愛らしい仕草の子供を表現した人形があることは知りませんでした。当初、キッチン雑貨として扱い始めたのですが、気がつくと私自身が可愛いこの人形たちの虜となってしまったようで、今では、装飾的テーブルウェアだけでなく、

癒しのインテリア雑貨としてお客様にお奨めしています。

お取り扱いしているうちに、この文章の書き出しのような疑問がわき、これはどうしても工房をお訪ねしなければならない。お訪ねして制作されている現場を拝見させていただき、お話を伺いたいという思いが募り、矢も盾もたまらず出かけてきてしまったのです。


工房の住所や場所は、途中の「菰野道の駅ふるさと館」でわかったのですが、アポイントも取らず、何の連絡もせずお訪ねしたので、当然といえば当然ですが、生憎お留守でお会いすることはできませんでした。


近いうちにあらためて、ぜひお訪ねしたいと思っておりす。ですから、タイトルもあえて[かわいいテーブルウェアの里を訪ねて-1]としたのでした。次は[かわいいテーブルウェアの里を訪ねて-2]で、陶工ご自身のお話や作品の制作過程などをお伝えできればと思っています。


-gon-chan 2012/09/11-


0 コメント

沖縄の海

いよいよ夏の到来だ。先月沖縄で一足早い夏を満喫した。
真っ白な珊瑚屑やわずかにピンクがかった星砂に覆われた砂浜が、眩しい。
 
海は何色もの色に塗り分けられ、まるでグラデーションだ。汀から数十メートル先までは翡翠色に乳白色を溶かし込んだような色、その先はエメラルドグリーンと天色が入り混じり、サンゴの岩場は黒っぽく影のように見え、バリアリーフ(保礁)にいちばん近いところは紺碧から瑠璃紺に変わる。さらにその先、白波の立つバリアリーフの向こうの外海は、紺青から濃藍へと変化していくのである。

 

宝石が光の加減でその輝きや色合いを変えるように、沖縄の海も太陽光線の具合で刻々とその色合いや濃淡は変わるのだ。

 

沖縄の海はいつ見ても美しい。

シュノーケルとマスクとフィンを着け、海に入ってみると、翡翠色に乳白色を溶かし込んだような色に見えたところは浅瀬で、海水の下の真っ白な砂地まで透きとおって見えるのだが、足元がわずかな波の揺らめきで、キラキラと光って見える。エメラルドグリーンと天色が入り混じったあたりまで行くと胸までの深さになるので、シュノーケリングで珊瑚の岩場を目指す。

珊瑚の岩場は2~3メートルの深さがあるが、手が届きそうなほど、海底の白い砂地がハッキリと見える。色とりどりの魚が群れていて、手を延ばすとスーと近寄ってきて、餌をねだっているのかはたまた挨拶のつもりか、腕をツンツンとつつく魚もいたりする。近くの岩場のイソギンチャクに手を延ばすと、クマノミが驚いたのであろう、一斉にとび出してきて四方八方へ散っていく。

しばらく魚たちとたわむれた後浜辺に上がり、汀近くのパラソルの下で微睡んでいると、海のそよ風がそっと肌をなぜてゆく。 至福のひと時だ。

 

―matto 2012/06/10―


0 コメント