イタリア・フィレンツェより、″とっておき情報″ Vol.2

Vol.2

“CORRI LA VITA”

 

  9月最後の日曜日に“CORRI LA VITA”(コッリ ラ ヴィタ、人生をつっ走れ!って感じでしょうか)というイヴェントに参加してきました。

今年で10回目を迎えるこのイヴェントは乳がん研究のための基金を目的としており、参加費(基金)として10ユーロを支払えばだれでも参加することが可能です。

ここ45年、毎年友人に誘われていたのですが、都合があわず、今回やっと参加することができました。イヴェント内容は13,2kmのマラソンコースと5,3kmのウォ-キングコース。

私が参加したのはウォ-キングコース。

出発地点:大聖堂広場から地図に記された通りの道をたどり、最終地点:シニョ―リア広場まで。

行程途上にある8か所の由緒ある建物や旧跡を巡ることがルールになっている歴史散歩的なコース。参加者には普段、観覧できない場所が特別に公開され、午後からは美術館や博物館の入場料が無料になるという配慮もうれしいこのイヴェントへの参加者はなんと・・27,000人だったとか。8か所すべてを見ることはできませんでしたが、その一部を皆さまにご紹介しますね。

8時過ぎにモノレールで中央駅に。そこから集合場所大聖堂広場まで歩きます。

皆が着ているのは参加者に配布される、フェッラガモデザインのTシャツ。まるで民族大移動、なんだか異様な光景でした。

 


でました!さすがワンちゃん好きのイタリア!小さいのから大きいのまでユニフォームもばっちりきまり彼らも立派な参加者です!

 


さあ出発!

まずは大聖堂をあとにし、 CALZAIUOLI通りを右に折れフィレンツェ最古の歴史的カフェGILLIのある共和国広場へ。いつもならおしゃれなカップルがテラスで朝食をとっていたりするのですが・・今日はブルー軍団が占領!まずはエスプレッソで目を覚まします。アーチを通りぬけて名所①:ストロッツィ宮殿へ。

 


ストロッツィ宮殿は15世紀にフィレンツェの大パドロンであったメディチ家と権力を競っていた名家、ストロッツィ家の邸宅として、著名な建築家でもあり彫刻家でもあったべネデット・ダ・マイアーノの設計により建てられたもの。典型的なルネッサンス様式の宮殿はフィレンツェに現存するなかでも最大級のもの。粗石積みの外観にある大きな入口の一つをくぐると内部は2層が回廊で装飾された吹き抜け空間になっています。1階部分の柱列とアーチで装飾された美しい中庭は必見の価値あり!現在は文化研究学会Gabinetto Vieusseuxのオフィスや研究資料を保管する図書館があり、美術やフェアの展示会場としても利用され、中庭には気軽に立ち寄れるアナ場的カフェがあります。

 

反対側の入り口からTORNABUONI通りに出、アルノ川方向にフェッラガモを目指します。サンタトリ二タ広場のオベリスク前にある名所②:バルトリー二・サリンべ―二邸の中庭はあまりにすごい行列なのでパス。

 


 

ミニ知識:ルネッサンス後期にバッチョ・ダ・アニョロの設計で建てられたフィレンツェ・シエナの名家バルトリー二・サリンべ―二家の邸宅。当時としては奇抜なスタイルが酷評をかったが、後にはコピーされるほどになり、ルネッサンス後期に発したマニエリズムに多大な影響を与える。ヴァザーリ著のVITEで酷評されたバッチョは「Carpere promptius quam imitari」「批判するのは真似するより簡単なことさ」と抵抗。その言葉は正面入り口の上部に刻まれます。

 

 


フェラガモショールーム前でTシャツのバックを見せパチリ。赤の文字はサルバトーレ・フェッラガモのサインです。


イタリア人はコンビネーションの達人。生ハムメロンをはじめ、え~っと思う組み合わせが意外や意外・・最高に合うのです。洋なしとリコッタチーズもその一つ。季節にもよりますがイチジクとくるみオレンジとチョコレートなど相性抜群。是非お試しあれ!

余談ですが、いちじくとくるみはジェラーとに限らず、ドライイチジクを開きクルミをはさんでサンドイッチにして食べても最高!病みつきになるほどおいし~です!


かなり脱線してしまいましたが、続きCorri La Vitaオルトラル編はVOL.3でご紹介します。

お楽しみに。

 

 

―宮武倫子―

ヴェニス・イタリー・トラベル(Venice Italy Travel)

フィレンツェ事務所